長月歌会

新しい方が又おひとりいらして下さいました。

年令は84歳ですが、謡曲や書道に造詣が深く、残りの人生は未だ挑戦したことのないものをと、短歌を始められました。とても意欲的で明るく、学ぶ姿勢に年令などは全く関係がないことを実践されている素晴らしい方です。

今月話題に上ったお歌、やがて百歳をお迎えになる同人の「頑張りたい最後まで」の中より

・梅雨に入る 夜更の指がゆっくりと 支へくれたり 白寿の夢を

・松葉杖 たよりに動く老の日々 足元みつめ もろもろに謝す

看護士として戦前、戦後を勤め上げられ、74歳より短歌を始められました。施設で介護生活を強いられる今も、歌い続けられています。

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