水無月歌会

鈴鹿広報の情報局へ掲載していただいた募集の記事をご覧になり、今月より岸岡町の高橋さんが歌会に加わって下さることとなりました。お若い頃からあちこち短歌の勉強会に席を置いていらしたとのことです。

今回はメンバーの金丸さんのほっこりとする素敵なお歌をご紹介致します。

・公園に子等たかく振る鞦韆の会釈に春のしら雲わらふ

鞦韆はブランコのことですが、しゅうせん、ふらここ、など読み方があり、ここではふらここと詠みます。ぽっかりと白雲の浮かぶ春の公園で、ブランコを懸命にこぐ子供達の様子に、目を細めていらっしゃる作者の穏やかな心持ちが伝わります。

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